仕事を続けるべきか、辞めるべきか悩んでいる。
仕事の悩みについて、自分の考えを整理するために書きます。
現在の職業について15年。この仕事が好きだから、続けています。
しかしこの2ヶ月は、このまま正社員で続けるべきか、パートになってペースダウンするか、悶々と悩んでいます。
そして最近になり、「退職する」という選択肢が新たに加わりました。
仕事について悩み始めた頃の記事。
今の仕事を続けていれば、定年まで安定した収入が期待できます。老後も厚生年金の恩恵を少しは受けられるでしょう。
でも、悶々としたまま働き続けて、私の人生楽しいかな?
そんな中、稲垣えみ子さんの「魂の退社」(東洋経済新報社)を読んで、組織に属さないという選択もありだな、と。
すぐに影響されるのが私の悪い癖ですが、今まで組織に属すことに何ら疑問を抱いていなかった私が、はじめて「退職してフリーになる」という選択に魅力を感じたわけです。
そもそも、私はなぜ仕事について悩んでいるの?という疑問に向き合ってみました。
一番は、家でのんびり過ごしたい。子供とのんびり遊びたい。時間を気にして朝も夜も「早く!早く!」と自分と子供と旦那を急き立てるように暮らすのは嫌だ。
正社員として組織に属している以上、就業時間と日数は決まっていて、どうしても「仕事」がメインの生活パターンになってしまう。子供を一番に考えているつもりでも、急な発熱などで仕事を休まなければならないとき、「ああ、今日は大事な会議の日なのに」とか、「この間も休んで迷惑かけたばかりなのに」とか、子供の体調より仕事のことを気にしている自分がいます。
反面、一生専業主婦というのが自分には向いていないというのも自覚しています。
人の役に立つこと、働くことは好きなのです。
組織に属さず、自宅で、自分の好きなことが仕事にできたらな…という思いがふつふつと湧き上がってきました。
自分の好きなことを仕事に…と考えたとき、以前から憧れていた仕事が頭をよぎります。それは、文章を書く仕事。
これまで、専門誌への投稿や研究報告など、いろいろと方法を考えては「でも、ライティングを専門的に学んだわけでもないし。時間もないし。私には無理かな」と諦めていました。考えるだけで行動に移したことがなかったのです。なんともお恥ずかしい話。
でも、よくよく考えてみれば、何かしら書いてみたいという欲望が今でもあって、発作的に、計画もなくこのブログをゆるゆると続けているわけで。
退職して、自分がやりたいことをやってみようか。
今までは「でも、無理だよね」と諦めていた私が、本気で退職まで考えるようになったのには理由があります。
それは、本?ブログ?で読んだ、この言葉でした。
はっきりと全文を覚えていないのですが(スミマセン)、
「ホームランを打ちたいと考えて、素振りばかりしていてはダメ。まだバッターボックスに立ってもいないのに」的な。
そうだよね、と妙に納得したのです。
今まで「こうなれたらいいな」と夢を思い描くだけで、行動してこなった自分。
動き出さなければ、何も始められないのに。
だめもとで、やってみればいいじゃない、と思えるようになった。
もしだめだったら、別の方法を考えればいいだけのこと。
自分の欲望に正直に。
もっとシンプルに考えればいいんだ、と思えたのでした。
読んでいただき、ありがとうございます。