【30代後半のファッション事情】流行よりも自分ルールを重視。
ファッションに対する価値観は人それぞれですよね。
重視するポイントは様々。トレンド、デザイン、品質、値段、自分をどのように見せたいか……。
ちょっと大げさですが、ファッションに対する価値観というのは、そっくりそのまま「そのひと自身」に通じるものがあると思います。
20代の頃は、必死にトレンドを追いかけ、ショッピングはセレクトショップが中心。
毎月のお給料はほぼ洋服代に消えていました。
今振り返ると、着飾ることで去勢を張ったり寂しさを紛らわせていたのでしょうね。
30代になり家族が増え親になり、子育てを通してミニマリズムに目覚め、ようやく自分の軸が見え始めた頃、ファッションに対する価値観も変わりました。
そんな私のファッションに対する価値観を、今後の自分のために備忘録として書き残しておきます。
ご興味のある方は、どうかお付き合いください。
現在、私のファッションに対するルールは次の通りです。
①清潔に見えること。
②安っぽく見えないこと。
③いつでも「お気に入り」のコーディネートが組めること。
④着ていて気分が安定するもの
⑤フォーマルを除いて、メンテナンスに手間とお金がかかる服は持たない。
①清潔に見えること
30代後半ともなると、肌や髪質の劣化はどうしても避けられせん。
頑張りすぎないスキンケア・メイク・ヘアスタイルで清潔感を大切にしていますが、隠しきれない劣化は悪あがきせずに受け止める方針です。
ラフな服装が大好きなので、普段からTシャツにデニムスタイルが多いのですが、バランスを間違えると「身だしなみに気を使わないおばさん」になってしまいます。
ですから、Tシャツにデニムであっても、清潔に見えること。
これが最優先事項です。
②安っぽく見えないこと
「安い服=悪」と言っているわけではありません。安くても良い服はたくさんあるし、女性はとくに「安いのに高見え」というフレーズに弱いのも事実。
これも①と同じような考え方で、安くてもそれなりに見えるもの、人に「安っぽい服着てる」という印象を与えないように気をつけています。
③いつでも「お気に入り」のコーディネートが組めること
以前は、「とっておきの服」がありました。
ここぞ!という時に着る服だったり、デザインに惚れたりちょっと高かったり。
もったいなくて毎日は着られないような服です。
そして「とっておきの服」があるということは、毎日きても惜しくない「どうでもいい服」もある。
これって、よく考えたらおかしいな、と気づいたんですよね。
「どうでもいい服」を毎日きて、「とっておきの服」は数回しか着ないなんて、なんか変。
それからというもの、「毎日がお気に入りの服」にするために、どうでもいい服は買わなくなりました。数は少ないけれど、私のクローゼットは「お気に入りの服」ばかりです。
④着ていて気持ちが安定するもの
デザインは良いのに、着心地の悪い服ってありますよね。
素材の問題だけでなく、骨格に合わないものや、肌色になじまなくて「なんか違う」と違和感を感じたり。
その「なんか違う」はけっこう厄介で、ちょっとでも「違う」と思ってしまうと、出先でも気になって「やっぱりあっちの服にしておけばよかった」ということになりかねません。
私は骨格診断などには全く詳しくありませんが、鏡をパッと見て「なんか違う」と感じたものは買いません。
逆に、着ていてしっくりくるもの、自分が素敵に見えるものは、全く同じものを買い足したり色違いで購入したりします。
「しっくりくる服」というは、私にとっては「着ていて違和感がなく、自信を持って着ることができる。誰に会っても恥ずかしくない」ということ。
「自信を持って」というのが非常に重要で、「この服を着ている自分は素敵」と、自分で思えるくらい気に入った服は、着ていて気持ちが安定します。
⑤フォーマルを除いて、メンテナンスに手間とお金がかかる服は持たない。
毎日着る服は、清潔感が命。
冠婚葬祭用のフォーマルな服は別として、普段着る服は洗濯機で気兼ねなく洗えることが必須条件です。
デニムであろうとワンピースであろうと、おしゃれ着洗いなどせず、ほかのものと一緒に洗濯機に放り込みます。
たまに綺麗なレースの服を見ると、「素敵だな〜」と思うことはありますが、「洗濯機で洗えるか」 と考えて「NG」であれば諦めます。
私の性格上、メンテナンスが面倒な服は必ず着なくなりますので……。
以上が、私の「ファッションにおける自分ルール」です。
自分なりのルールを決めてしまうと、服選びも楽になるし失敗が減ります。
今後も年齢やライフスタイルに応じて、自分ルールはアップデートされていくことでしょう。
読んでいただき、ありがとうございます!